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犬にアセロラを食べさせてもよいのか?


アセロラ

犬にアセロラを食べさせても大丈夫!

「アセロラって健康によさそうだし犬にも食べさせたいけど、毒とか大丈夫かな~?」と思ったことはありませんか?

結論からお伝えしますと、犬にアセロラを食べさせてもよいですが、アセロラジュースやアセロラゼリーなどの加工品はNGです。

今回は、アセロラの栄養成分や、犬にはどんな健康効果が期待できるのか、注意点も併せてお話しします。

アセロラが含む栄養成分と犬に期待できる健康効果

アセロラはビタミンCの宝庫

アセロラの最大の特徴は、ビタミンCが多いこと。レモンとは比較にならないほどの含有量です。

何倍ぐらい含まれていると思いますか?その前に、アセロラとひと口にいっても、実は「酸味種」と「甘味種」の2種類があり、ビタミンCの含有量が違うんですよ。

酸っぱさが際立つ酸味種はブラジル産が多く、レモンの約17倍のビタミンCを含みます。

日本産はやや甘めに改良された甘味種が多く、ビタミンC含有量はレモンの約8倍です。

ビタミンCは強い抗酸化力を持っているので、体内で発生し過ぎた活性酸素を除去し、免疫力を高めます。

また、精神的ストレスへの抵抗力を高め、皮膚や粘膜、血管などの健康を維持するほか、コラーゲンの生成にもかかわっているため、傷の治りをよくするのに役立つビタミンです。

ビタミンCは白内障の予防や日焼けによる皮膚のダメージを予防する働きもあるので、犬の健康に大いに役立ちます。

ほかにも、アセロラに含まれるミネラル類などとの相乗作用で、貧血予防効果も期待できます。

犬にはビタミンCは必要なの?

犬は肝臓でビタミンCを60mg程度合成できると考えられていますが、年齢を重ねることで合成能力が低下してきます。

また、子犬期や妊娠・授乳期はビタミンCの必要量も増加するため、食事で補った方がよいという考え方が増えています。

さらに、運動量が少ない犬における一日の必要ビタミンC量は、小型犬で500mg、中型犬で1,500mg、大型犬になると3,000mgともいわれています。運動量が多い犬なら、数倍が必要です。

犬のガンがこれだけ増えていることを考えると、やはりビタミンCが不足している可能性は否めません。

ちなみに、種を除いたアセロラの1粒には、ビタミンCが90mg含まれています。

犬にアセロラを食べさせるなら、ビタミンCの吸収率が高まる「食後」がおすすめです。

アセロラは多くの抗酸化物質を含む

アセロラには、ビタミンC同様に抗酸化作用を持つ成分の、「アントシアニン」や「ケルセチン」が多く含まれています。

これらの成分はポリフェノールの1種で、活性酸素の働きを抑制して細胞が錆び付くのを防ぎ、老化や病気に負けない体づくりをサポートします。

また、関節炎などの炎症には活性酸素の存在が関係していると考えられていますが、ケルセチンには炎症抑制作用があるため、犬の関節炎にも効果が期待できます。

アセロラにはβ-カロテンも!

果実とはいえ、アセロラにはβ-カロテンが含まれているのも特徴の1つ。

β-カロテンが豊富なニンジンと比較すると、1/19程度です。しかし、果実の中では多いほうで、トップ20にランクインしているんですよ。

β-カロテンとは、強い抗酸化力を持つカロテノイドの1種です。体内で必要な分がビタミンAに変換され、粘膜や皮膚の健康、免疫機能維持、視力の維持に役立ちます。

また、犬の皮膚のターンオーバーを促進し、皮脂の産生を調整するため、フケや脂漏症の改善に効果が期待できるビタミンです。

アセロラってどこに売っているの?

身近なスーパーでは、めったにアセロラを見かけることがありませんよね。

日本におけるアセロラの生産地は、主に沖縄や鹿児島などの温かい地域。

実は、アセロラの果皮はとても薄く、収穫後の傷みが早いため、流通に乗せるのが難しい果実なのです。

お近くで入手できない場合は、インターネット通販などで冷凍アセロラやピューレ、アセロラジュースなどが購入できます。

まれに生アセロラを見かけることもありますが、ほとんどは冷凍品か加工品です。

犬にアセロラを食べさせる際の注意点

アセロラジュースなどの加工品は犬に食べさせない

加工されたアセロラジュースやゼリーなどは、犬に食べさせないようにしましょう。

加工品には、香料や甘味料、着色料、保存料などが含まれていることが多いからです。

さらに、「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」という甘味料は太りやすいだけでなく、最近の研究で高血圧や糖尿病の原因となることがわかり、体への害が問題視されています。

甘味料は一般的な清涼飲料水にも含まれているので、愛犬ちゃんはもちろん、飼い主様の健康維持のためにも気を付けてくださいね。

アセロラの種に注意

アセロラは生で犬に食べさせることができますが、中には種が入っているので、まるごと犬に与えないでくださいね。

また、アセロラは2cmほどと小さいため、まるごと食べさせると誤飲して気管に詰まらせてしまう可能性があります。

面倒と思わずに、アセロラの種は必ず除去し、細かくカットしたものを食べさせましょう。

食べさせる量は体重や体調などによって加減が必要ですが、小型犬なら1~2粒程度で十分ではないでしょうか。

酸味が嫌いな犬も多いので、無理にアセロラを食べさせる必要はありません。

アセロラの特徴や注意点を知って、犬の食生活や健康に役立ててみてくださいね。


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