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子犬を家族に迎える(飼う)前にお読みください

子犬を家族に迎えるにあたって、どこから子犬を購入すれば良いか、迷いますよね。

子犬を新しく家族に迎える愛犬家様に必ずご覧になっていただきたい内容がございます。ぜひ下記をご覧下さいね。

この情報で分かる内容の一部
○なぜ、繁殖家さんは公の場に出てこないのか?
○ペットショップやインターネットなどで子犬を購入するメリット、デメリット。
○子犬の価格決定のからくり。
○3万円の子犬と30万円の子犬が同じ兄弟?!

なぜ、繁殖家さんは公の場に出てこないのか?

子犬を新しく家族に迎えるにあたって、どこから購入しようか迷われると思います。

私は15年以上前にインターネットで子犬を販売しておりました。ここでは「インターネットで子犬を購入したほうがいいですよ」と過去の自分自身の商売形態をお薦めするのためにお話しするつもりはありません。

実際に子犬を販売してきた経験として、客観的に正直にお話します。かなり長い文章になりますが、読み終わった後には、いろんなことが分かるようになると思います。

まず、子犬を購入する方法は日本では、「ペットショップで購入」「インターネットで購入」「新聞広告などを見て購入」「知人から購入または譲ってもらう」などが主としてあげられます。

まず、初めに申しておきますが、子犬は繁殖家(ブリーダー)さんから直接購入することが一番だと私は思います。

「実際に見学をして、子犬を見て、親犬を見て、繁殖家さんを見て、飼育方法などを教えてもらって、アフターフォローなどの相談にも乗ってもらって」

これが、一番です。しかし、日本の現状では繁殖家さんを探すことは難しいです。

繁殖家さんはタウンページなどには掲載されていません。どのように探してよいのか分かりません。

インターネットのマッチングサイトなどで運よく見つけることができても、遠方だったり、希望している性別や毛色の子がいなかったりという場合も多いです。

どうして、繁殖家さんは公の場に出てこないのでしょうか?

まず、繁殖家さんは子犬を産ませたり育てたりするプロであって、販売のプロではありません。ですので、広告の手段、販売の手段に苦労している人が多いです。年配の方も多く、ホームページなどは管理できない方も多いです。

次に、アフターフォローの問題があります。子犬は生き物です。病気やその他のトラブルが絶えません。病気などは遺伝性でなければ、ある程度は仕方がないところがあります。

人間でも風邪をひいたり、病気をしたり、入院したりします。これらは、日常生活に大きく影響します。しかし、子犬を購入したお客様はもともと病気だったのではないか?子犬が悪いのではないか?と購入後にいろんな連絡をしてくる人も多いです。もちろん、生まれつきの病気や繁殖家さんのところで病気にかかっている場合もあるでしょう。

しかし、数ヶ月してからや、数年後にこのようなことを言われると繁殖家さんは困ってしまいます。

よって、アフタフォローをしたくないので、公に名前が出ないように、ペットショップに子犬を買い取ってもらったり、インターネットなどで仲介してもらったり、あとにも出てきますが、子犬市場に子犬を持っていったりします。

あと、税金の問題もあります。繁殖家さんは趣味の延長上の人、それだけで生計を立てている人
などさまざまです。広告を出したり、看板を上げて子犬を販売すると売り上げに対する税金を支払わなければなりません。(ビジネスとして扱われますので)

「趣味で産ませただけなのに税金を取られるなんて。」と多くの繁殖家さんが感じています。

もちろん、きちんと申告をして税金を支払っている方も多いです。

ですので、税金を払っていない繁殖家さんは公の場に出ることを嫌います。

さらに、実際に見学に来られたら困るという方も多いです。管理状況がよくないのでしょうかね。

私も過去何年かに何百というブリーダーさんを見てきましたが、とてもじゃないけどお客様を見学に連れてこれる環境ではないところがたくさんありました。もちろん、そのような環境の悪いブリーダーさんの子犬を販売することはありませんでした。

上記のことは繁殖家さんが公に出てこない一部のことです。

ということは、現在、日本では繁殖家さんから直接子犬を購入することは非常に難しいです。すると、ペットショップやインターネットに頼らざるを得ないという現状になってしまいます。

 

ペットショップやインターネットなどで子犬を購入するメリット、デメリット

ここからは、現在、日本で子犬を購入できる方法の代表的な方法のメリット、デメリットなどを説明したいと思います。

まず、「ペットショップ」での購入。

ペットショップでは実際に子犬を見れることが一番のメリットだと思います。実際に動いている様子、顔や毛色、大きさなどが確認できます。これは、大きなメリットです。

しかし、それらの子犬はどこから来たのでしょうか?

ペットショップにも2つの形態があります。

「子犬をどこかから仕入れてくるペットショップ」と「自家繁殖のペットショップ」

子犬を仕入れてくるペットショップはどこから子犬を入手しているのでしょうか?

子犬業界には子犬市場というものがあります。

全国の繁殖家が産ませた子犬をその会場(関東や関西)のオークション会場に連れて行きます。それを、ペットショップがオークション方式で購入していく方法です。その子犬をペットショップに並べます。

その子犬の親犬はペットショップの店員も見たことありません。どんな環境で育っているかも、わかりません。

また、「子犬を買い取ります」というペットショップもあります。

売りたい人は子犬をペットショップに連れて行きます。値段が合えば、買い取ってもらいます。その子犬がペットショップに並びます。

ペットショップの店員さんはオークションで仕入れてきた子犬同様、さまざまな情報が分かりません。もちろん、遺伝性の病気や親犬の性格なども。

血統証(血統書)が届かないことも日常茶飯事です。

試しにペットショップの店員さんに「この子犬はどこで生まれたのですか?」「この子犬の親犬の大きさはどれくらいですか?」「この子犬のお母さんは何歳ですか?」「この子犬の繁殖家さんはどんな方ですか?」などと聞いてみて下さい。おそらく、答えは。。。

あとペットショップでは数週間から数ヶ月売れ残っている子犬もたくさんいます。1日中、同じスペースで「トイレ、食事、睡眠、遊びなど」をするのです。人間で言えば、保育所くらいの子供が2畳一間に数ヶ月閉じ込められている状況です。精神的にも肉体的にもきついです。

子犬がペットショップに入荷されて、数日で購入するのならまだいいですが。

よく、ペットショップで購入した子犬はしつけが入らないと言われますが、上記のように、トイレも、食事も睡眠も同じところでしているわけですから、子犬にとってはこれが当たり前になります。

うんちの上で寝たりするのもわかります。また、ショップによってはあまり大きくなると売れなくなるので、ご飯を少なくあげているところもあるようです。発育不全が気になります。

自家繁殖のペットショップではどうでしょうか?

自分のところで生まれているので、親犬などの情報はもちろんわかります。もしかしたら、親犬を連れてきてくれる親切なところもあるかもしれません。ただ、管理状況とアフターフォローだけは不明です。自家繁殖であれば、普段ワンちゃんが生活しているところを見せてくれればいいのですが、なかなか見せてくれるところはありません。あと、自家繁殖なので、子犬がタイミングよく生まれている時期、生まれていない時期がありまず。1匹も生まれていない場合は販売する子犬がいないということです。

ということは、売る商品がないということです。これは、お店としては困ります。上記のペットショップ同様、どこかから一時的に仕入れてくるしかないですね。

とにかく、ペットショップで子犬を購入するときはその子犬のさまざまな情報を聞いてみて下さい。この対応によって、いろんなことが分かると思います。

次にインターネットで子犬を購入する場合ですが、最近では本当に多くの方がインターネットで子犬を購入しています。買う人も販売する人もどんどん増えています。

しかし、トラブルも多発しています。

「お金を振り込んだが子犬が届かない」「写真と違う子犬が来た」など結構あります。

インターネットで子犬を販売している業者についてですが、本部をきちんを構えて、全国展開している業者、個人でホームページを開いている業者などさまざまです。マッチングサイトを作って、ブリーダーさんを登録させて、交渉などはブリーダーさんとお客さんで行ってもらって、売れた時に手数料だけを貰うサイトもいくつかあります。お店を開いていない一般の繁殖家さんが個人的にインターネットで販売しているケースもあります。

本部がきちんとある業者などは何かあれば、本部に連絡すれば対応してくれます。してくれないところもありますが。個人でホームページを開いている業者や個人はそこと連絡が取れなくなれば、それで終わりです。

ホームページに「特定商取引の表記」をきちんと明記しているところを選びましょう。

そのなかにもちろん「代表者の名前」「住所」「電話番号」がなくてはなりません。代表者の名前が名字だけどかニックネームというのもよくあります。電話番号も携帯電話のみというのはどうでしょうかね。

あと、ホームページに掲載している写真でちょっとしたことが判断できます。

例えば、子犬の種類が違うのに写真の背景が同じ。これは、どういうことでしょうか?

これは、同じ繁殖家さんのところで生まれている子犬だということです。もちろん、いろんな犬種を繁殖されている繁殖家さんもたくさんいます。2犬種や3犬種やもっとたくさんの犬種を繁殖している方もいます。それは、特には問題ないと思います。それが、10犬種、20犬種になるとどうでしょうか?何か、大量繁殖家のにおいがしますね。

あと、販売店の所在地と生まれている子犬の場所が違う場合もあります。「お店は東京、子犬は埼玉で生まれています。」

そうか、東京のお店のスタッフが埼玉まで子犬をチェックしに行って、写真を撮ってきたのだなと言うことがなんとなくは想像できます。

「お店は東京、子犬は福岡で生まれています。」

東京のスタッフが福岡まで子犬をチェックしに行ったのか。考えにくいです。

予想されるのは福岡の繁殖家から写真を送ってもらったのでしょう。ということは、お店のスタッフが子犬を実際に見ていないのでしょうね。子犬の性格、正確な大きさ、親犬の情報などは分かるのでしょうかね。繁殖家さんに細かく聞けば分かりますかね。

インターネットで子犬を販売している業者でもスタッフで実際に子犬を見て、チェックして、自分達で写真を撮っている業者と、そんなことは面倒くさいので、手当たり次第、繁殖家に電話して、写真だけを送ってもらっているところとあるようです。

インターネットで子犬を購入する場合はその子犬はどこで生まれているのかを確認したほうがいいでしょう。実際にスタッフが子犬を見ているかなども。

また、写真の背景に環境の悪そうな背景が写っているのも危険です。病気が蔓延している可能性もあります。また、子犬の首根っこを片手でつかんで写真を撮っているケースも見られます。子犬に対しての愛情を疑います。

写真は一瞬の表情です。1枚の写真で判断するのではなく、数枚の写真をもらいましょう。顔写真だけではなく、体全体(上から撮った写真)などももらいましょう。犬種によっては体に模様があります。顔が気に入っても実際に子犬を受け取ると、体の模様が好みではなかったということもあります。顔写真、体の写真は絶対に確認するようにしましょう。(動画をいただけるとさらによいですね)

あと、新聞などに「子犬売ります」というコーナーがあります。そこで、子犬を販売している個人繁殖家さんも多いです。地域密着なので、実際に電話をして、子犬を見学に行くことをお勧めします。もちろん、親犬なども見れると思います。飼育環境なども。

知人に譲ってもらう場合は子犬はもちろん、親犬も見れますし、いいですね。ただ、どこで交配したかにもよります。オスとメスを飼っていて、子犬が生まれたのなら、もちろん、両親は見れます。しかし、交配に出したのであれば、お父さんの情報は分からないかもしれません。ペットショップに交配を依頼した場合は、知人の方も実際にお父さんを見ていない場合も多いです。遺伝性の病気、お父さんの気性、大きさなどが気になります。

最後に雑誌(ペット関係)に「子犬生まれています」や「子犬販売します」などのコーナーがあります。名前がカタカナ。名字だけ。電話が携帯のみ。住所がない。何か所在などを明らかにすると不都合でもあるのでしょうかね。所在を明らかにしている人を探しましょう。

 

子犬の価格決定のからくり

価格についてですが、子犬には定価がありません。販売側が10万円といえば、10万円です。20万円といえば、20万円です。高い子犬が言いというわけではありません。もちろん、高いほうが血統がいい可能性もあります。ただ、血統が良いからと言って、性格や気質が良いかと言うと別問題です。

ただ、今回はたくさん生まれたから安くしよう。今回は帝王切開になったから高くしよう。こんなものです。価格が安いから悪い、価格が高いから良いというのはあまり参考にはなりません。

 

3万円の子犬と30万円の子犬が同じ兄弟?!

また、業者が仕入れてきた子犬が仮に5万円だったとします。これを6万円で販売しようが、30万円で販売しようが自由です。もし、兄弟2匹の子犬を1匹ずつ別々の業者が購入したとします。一方は6万円で販売、一方は30万円で販売。

「私の愛犬は30万円もしたのよ。いい子犬なのよ。」というようなことをたまに耳にします。

兄弟です。仕入れ値は同じです。

余談ですが、なかなか買い手がつかずに上記の5万円で仕入れた子犬を赤字の3万円で販売する
ケースもあります。3万円と30万円。同じ兄弟の子犬です。

あと、ペットショップなどは人件費、家賃などもかかります。その点、インターネットのほうが若干、価格が安いのでしょうかね。ただ、ペットショップで数ヶ月売れ残っている子犬はかなり安い場合もあります。安いですが、性格や精神面、しつけはどうでしょうかね。

ただ、詐欺やトラブルの面から考えれば、実際に店舗のあるペットショップのほうが無難かもしれません。

あと、アフターフォローも気になります。

子犬を販売するときは業者はもちろん「アフターフォローは任せてください。」「何かあったらいつでも連絡してください」「いつでも連れてきてください」と言います。

それが、いざ子犬を購入すると「動物病院に行ってください」とか「よくわかりません」などとあまり相手にしてくれないところも多いようです。もちろん、親身になって相談に乗ってくれるところも多いです。(保証がしっかり付いているところを選びましょう)

インターネットで子犬を購入する場合はアフターフォローが電話でできるかどうかを確認しておいたほうがいいでしょう。メールのみではなかなか相談したいこともうまく伝わりません。

子犬を購入する方法はさまざまです。それぞれにメリット、デメリットがあります。価格面、アフターフォロー面などもさまざまです。

ご家族でよくご検討のうえ、自分に合った方法を選択することをお勧めします。

子犬は生き物です。返品、交換などは基本的にできません。販売側にもよりますが。また、これから10年は一緒に生活する家族です。すぐに家族に迎えたい気持ちはよく分かりますが、十分にご検討してから子犬を家族に迎えることをお勧めします。

以上、長くなりましたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

以上の事柄は、私が個人的に感じていることです。一部の業者を批判するものでありませんので、ご了承ください。素敵なご縁のある子犬と出会えることを願っています!

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