ドッグフードは「とうもろこし」からできている?
意外と知られていないのですが、市販のドッグフードの多くはとうもろこしが主原料として作れられています。
カンタンに説明すると、ペットショップやホームセンターで販売されているドッグフードの中には、原材料のほとんどがとうもろこしの場合があるということです。
「私が愛犬に食べさせているドッグフードはとうもろこしではないと思います」とおっしゃる方も多いのですが、ドッグフードの裏面の原材料の表示を見ると明らかになります。
(実際にホームセンターやペットショップで販売されているドッグフードの原材料の例)
ドッグフードの原材料は、基本的に配合の多い順番に記載されていますので、上記の画像のように前のほうにとうもろこしが記載されていると、そのドッグフードの原材料の中身は、とうもろこしが多いということになります。
フードの種類によっては、2番目や3番目に表示されていることもありますが、その場合でも原材料の多くは、とうもろこしが配合されていることになります。
人間の食事で言うと、ご飯の代りに、とうもろこしを食べているイメージです。
もっと言うと、ご飯の代わり程度ではなく、毎日の食事の半分以上はとうもろこしを食べている可能性もあります。
毎日とうもろこしばかりを食べているので、愛犬の体調が優れなかったり、何かの病気になったりすることも珍しくないことは理解できると思います。
とうもろこし自体は悪いものでもありませんし、私達も毎日大量にとうもろこしを食べたからといって健康を害するのかどうかは分かりません。
ただ、ここで問題なのは、そのとうもろこしが、私達が想像している黄色いとうもろこしではないということなのです。
ドッグフードに配合されているとうもろこしの現状
ドッグフードに配合されているとうもろこしは、とうもろこしの芯の部分や、土のついている葉っぱごと配合されているケースがほとんどです。
中には、カビが生えていたり、腐っていたり、人間用で流通しないとうもろこしが配合されている場合もあります。
もう一度、上記の原材料の画像をご覧ください。
とうもろこしではなくトウモロコシ粉と表示されていると思います。
とうもろこしの黄色い実の部分だけではなくて、通常は廃棄されるとうもろこしが土の付いた状態で、丸ごと粉末にされ、ドッグフードに配合されている可能性が高い表示例です。
そのような状態のとうもろこしを毎日大量に食べているので、愛犬がさまざまな病気のトラブルに巻き込まれるのも当然だと思います。
なぜ、ドッグフードにこのようなとうもろこしが配合されるかと言いますと、安い原材料で量を増やすことができるからです。それ以外に、とうもろこしを使用する理由がございません。
このような理由から、とうもろこしが入っているドッグフードは避けるべきなのです。