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犬に大根を食べさせてもよいのか?


大根

犬に大根を食べさせても大丈夫!

犬の食事を勉強していると、「アブラナ科の野菜は食べさせてはいけない」という情報を目にしませんか?大根はそのアブラナ科の野菜ですが、食べさせてもよいのでしょうか。

結論からお伝えすると、犬に大根を食べさせても大丈夫です。ただし、食べさせ方には少しだけ注意が必要です。

今回は、大根の栄養やどんな健康効果が期待できるのか、犬に食べさせる際の注意点についてお話ししていきます。

大根の栄養が犬にもたらす健康効果

大根の旬は、昔は晩秋から冬にかけてでしたが、今では品種改良によって1年中手に入ります。

しかし、春に収穫される大根は辛みが強く、秋から冬にかけての大根のほうが甘味があるので、犬には辛み成分のない冬大根のほうがおすすめです。

また、大根の葉は緑黄色野菜、白い根の部分は単色野菜として分けることができます。

大根の葉の特徴的な栄養素:ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸
大根の根の特徴的な栄養素:ビタミンC、ビタミンB6、カリウム

さらに注目したい成分として、根に含まれる酵素の“ジアスターゼ”が挙げられます。

犬に大根を食べさせると、どんな健康効果が期待できるのか見ていきましょう。

ビタミンAで免疫アップ!

大根の葉のみに含まれるビタミンAは、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンです。皮膚や粘膜を丈夫にすることから、犬の免疫を向上させるのに役立ちます。

ビタミンCで老化・ストレス・アレルギー対策に!

大根の葉と根のどちらにもビタミンCは含まれていますが、葉には根の約4.5倍含まれています。

ビタミンCは、コラーゲンや骨の生成に欠かせない水溶性ビタミンです。また、激しい運動やストレスが強くかかった際、またアレルギー体質の犬は、ビタミンCを多く消費します。

ずっと若々しく過ごせるよう、シニア期に入ったら意識して摂りたいビタミンです。皮膚にトラブルがあるワンちゃんのストレスやアレルギー症状を緩和します。

ビタミンEで皮膚に潤いを!

大根の葉のみに含まれるビタミンEは、血流促進や抗酸化作用を持っている脂溶性ビタミンです。血流がよくなれば、犬の末梢血管にまで栄養を運ぶことができるので、皮膚に潤いを持たせることができます。

若返りのビタミンとも呼ばれるほど強い抗酸化力を持っているので、老化予防にも欠かせません。

ビタミンKで骨や血液の健康維持!

大根の葉のみに含まれるビタミンKは、酵素を働かせるサポート役やタンパク質の代謝、健康な骨の形成に関係している脂溶性ビタミンです。

欠乏すると鼻や皮膚、脳などに出血を起こすことがあります。犬の長寿を支えるための骨や血管の健康維持に欠かせません。

ビタミンKが多い野菜として知られる、ほうれん草と同量のビタミンKを含んでいます。

葉酸で貧血予防!

大根の葉には根の約4倍の葉酸が含まれています。葉酸はDNAの合成に必要で、口蓋裂の発生を低くさせることがわかっています。また、赤血球の合成にも関係することから、貧血予防にも役立つ水溶性ビタミンです。

これから妊娠予定がある場合や、妊娠前期の犬には欠かせません。

ビタミンB6で皮膚炎予防!

大根の葉には根の約4.5倍のビタミンB6が含まれています。ビタミンB6は、タンパク質をエネルギーに変える際の分解・合成(代謝)に欠かせない水溶性ビタミンです。また、皮膚湿疹や粘膜の荒れを予防します。

人間の場合、欠乏すると脂漏症を引き起こしやすくなることから、犬の脂漏症(※1)にも関係している可能性が考えられます。

足指の間に炎症が起きる指間炎や、細菌感染によって膿ができる膿皮症など、皮膚病にかかりやすいワンちゃんは、ビタミンB6だけに限らず、ビタミンやミネラルを適度に摂って、免疫や皮膚の抵抗力を高めてあげたいですね。

※1:犬の脂漏症は、四肢の内側や耳、尻尾の付け根などの皮膚に起きる炎症のこと。脂漏性皮膚炎やマラセチア皮膚炎とも呼ばれる。

カリウムで健康な骨に!

大根の葉には根の約2倍弱のカリウムが含まれています。カリウムは止血凝固成分なので、ケガや内出血をしたときに血を止める働きがあります。ほかにも、カルシウムと一緒に働くことで骨を丈夫にする働きを持つ水溶性ビタミンです。

病気が長く続いたり、食事量が極端に減ったりすると欠乏することがあるので注意しましょう。

ジアスターゼで胸やけ予防!

大根の根には、ジアスターゼ(別名アミラーゼ)というデンプン分解酵素(※2)が含まれています。イモやご飯などに多く含まれる炭水化物の消化を助け、胃酸をコントロールします。

手作りご飯を作る際に、デンプンを多く含む米やイモ類を使った日や、消化不良や胸やけ起こしやすい犬にとって有益です。

※2:酵素には、物質同士が体内で分解される際に、化学反応の反応速度を速める(触媒)働きがあります。

大根の葉と根、どちらを食べさせるか

ビタミンAやビタミンEなど、大根葉にだけしか含まれていない栄養素もありますが、葉と根の含有量の比較は同じ重量で換算しています。

犬に食べさせる量を考えれば、自ずと大根の白い根の部分のほうが少量で済みます。大根の根を中心に葉を少量使う程度で良いでしょう。

犬に大根を食べさせる際の注意点

食べさせ過ぎない

大根の葉をドッグフードと併用して食べさせる場合は、脂溶性ビタミンが過剰にならないよう頻繁に与えることは避け、少量を食べさせるほうが安全です。

食べやすく工夫する

犬にとって大根の葉は繊維が強くて食べにくいもの。脂溶性ビタミン類が多い大根葉は、吸収率をアップさせるためにサッと炒めて細かく刻むか、そこに水分を加えて軽くミキサーにかけると食べやすくなります。

生で大根を食べさせる際の調理法

大根の根に含まれる水溶性のビタミン類は、加熱調理で1/4程度失われます。水溶性の栄養を摂らせたいなら、生で食べさせても大丈夫です。

消化酵素のジアスターゼも熱に弱く酸化しやすいので、犬に生で食べさせる場合は、辛み成分が少ない、首の部分を直前にすりおろして食べさせましょう。

シュウ酸による結石は大丈夫?

大根の葉にはシュウ酸が含まれています。とは言え、シュウ酸を多く含むほうれん草と比べれば約1/17、ブロッコリーの約1/7程度と、気になるほどの含有量ではありません。

ただし、シュウ酸はカルシウムと結合して吸収を阻害したり、結石の原因となったりすることがあるので、過去に結石を起こしたワンちゃんには食べさせないほうが安心です。健康で、しっかりと水を飲んでいるワンちゃんであれば大丈夫です。

シュウ酸を多く含む野菜を組み合わせると、知らずにシュウ酸の摂取量が増えてしまいますので、組み合わせないようにしましょう。

シュウ酸が多い野菜:ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、サツマイモ、枝豆など

グルコシノレートによる甲状腺への影響は?

大根の葉よりも根のほうにグルコシノレートは含まれています。グルコシノレートの成分の一部は甲状腺ホルモンの合成を抑制するため、甲状腺機能低下症のワンちゃんに食べさせる場合は、獣医さんに相談してください。

健康なワンちゃんがたまに大根を食べたからといって、極端に影響を受けることはないので安心して大丈夫です。

ただし、アブラナ科の野菜ばかりを組み合わせると、シュウ酸同様にグルコシノレートの摂取量が多くなるため気を付けましょう。

体重5kgのワンちゃんなら、1回の量は大根30g程度を目安にしてください。

代表的なアブラナ科の野菜:キャベツ、白菜、大根、カブ、ブロッコリー、カリフラワー

大根の特徴を知って犬の健康に役立てよう!

大根の葉や根には、主に健康な皮膚や免疫向上、老化防止などに役立つ栄養素が入っています。もちろん、皮膚や免疫を高めるには、上質なタンパク質なども必要です。

品質の高いドッグフードを食べさせている場合は、特に大根を食べさせなくとも大丈夫ですが、手作り食の場合は、ワンちゃんの年齢や状態に応じて野菜を選び、栄養成分の欠乏を予防しましょう。

また一般的に、大根に限らず葉物野菜は、害虫駆除用の農薬や様々な化学肥料を用いて育てられています。

もちろん使用量や回数は規定内ではありますが、大根葉には残留農薬の心配があるので、あえて犬に食べさせなくてもよいかもしれません。

できるだけ低農薬野菜を選び、可能であれば無農薬野菜を食べさせてあげてくださいね。