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犬にキウイを食べさせてもよいのか?

キウイ

犬にキウイを食べさせても大丈夫だが注意も必要

飼い主様にとっては、美容や健康効果があるキウイですが、犬にも食べさせてもよいのか迷ってしまいますよね。

結論からお伝えしますと、健康な犬であればキウイを食べさせても大丈夫です。

しかし、キウイは人間でもアレルギーを起こしやすい果物なので、犬に与える際は注意も必要です。

今回は、キウイにはどんな栄養成分が含まれているのか、犬にキウイを食べさせることで期待できる健康効果、注意点などについてお話しします。

キウイに含まれる栄養成分と犬に期待できる健康効果

キウイには、果肉が緑色のグリーンキウイや、黄色のゴールデンキウイ、つまめるほど小さいベビーキウイなど、いくつもの品種があります。

一般的に入手しやすいのは、グリーンキウイやゴールデンキウイですが、品種の違いによって若干栄養成分は異なります。

共通する栄養素や成分として、「ビタミンC」「ビタミンE」「ビタミンA」「カリウム」「タンパク質分解酵素/アクチジニン」「オメガ3脂肪酸」が挙げられます。

キウイのビタミンエースで加齢や病気予防対策

キウイには、ビタミンエースと呼ばれる、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが含まれています。

抗酸化作用を持つ3つのビタミンを同時に摂ることで、免疫力や抵抗力を高めることができます。

特に注目したいのは、キウイのビタミンCの豊富さです。

果実類の中でもキウイのビタミンC含有量はトップクラスで、アセロラ、グァバ、ゆずの皮に次ぐ多さ。

皮を剥いた大きめのゴールデンキウイ1個分(約100g)には、140mgも含まれています。

これは、成人1日に推奨される100mgを超えるほどの量です。

また、ビタミンCとEに関して、ゴールデンキウイはグリーンキウイの約2倍含んでいます。

ビタミンEに関しては、グリーンキウイはゴールデンキウイの約1.7倍です。

犬にもキウイを食べさせれば、加齢対策や病気予防が期待できます。

ビタミンCは、体内で過剰に発生した活性酸素を除去する働きがあるため、細胞が傷付いて病気になるリスクを低下させるからです。

また、運動や環境ストレス、加齢によってもビタミンCの消耗量は増えますから、食事にプラスしてあげるとよいですね。

キウイのカリウムでむくみ予防

キウイには、カリウムも多く含まれています。生の果物類では、メロンやバナナに次ぐ多さです。

グリーンキウイとゴールデンキウイのどちらも同じ程度含んでいます。

カリウムには、体内の余分な塩分と結びついて排出する働きや、神経や筋肉の神経伝達、むくみを予防するなど、生命を維持するのに大切な働きがあります。

キウイのアクチジニンで消化吸収をサポート

キウイには、肉や魚、大豆といったタンパク質を分解する働きを持つ、アクチジニンという消化酵素が含まれています。

キウイの果汁を硬い肉にかけてから調理すると、柔らかさが増すことが知られています。

キウイを犬に食べさせることで消化吸収をサポートできますが、胃の中に食べ物がない空腹状態では効果が期待できません。

食事中、または食後のデザートとしてキウイを食べさせれば、アクチジニンの働きにより胸やけも予防することができます。

キウイのオメガ3脂肪酸で皮膚の健康維持をサポート

キウイの種部分には、亜麻仁油や青魚に含まれることで知られる、DHA・EPAなどの脂肪酸=オメガ3脂肪酸が含まれています。

炎症の抑制やアレルギーの抑制、血液サラサラといった効果が期待される成分です。

キウイシードエキスのサプリや、皮膚の再生が期待できる、塗るタイプのキウイシードオイルなども販売されています。

オメガ3脂肪酸は加熱に弱い性質があるので、犬に食べさせる際は生のままがおすすめです。

また、消化吸収をよくするためには、種をすり潰してから食べさせたほうが効果的。

キウイを犬に食べさせる際の注意点

キウイのアレルギーに注意

キウイはヒトでもアレルギーを起こすことがある果物です。

ニンジンやカバノキにアレルギーを持っている場合、分子構造が似ているキウイにもアレルギー反応を起こすことがあるので注意してください。

初めて食べさせる際は、必ず舐めさせる程度にし、様子をしっかりと観察しましょう。

念のためキウイのシュウ酸に注意

キウイには、ほうれん草の1/50と少量ではありますが、シュウ酸も含まれています。

健康な犬に少量食べさせる分においては問題ありませんが、シュウ酸カルシウム結晶の心配がある場合は、食べさせないほうが安心です。

生のキウイを食べさせる

キウイのビタミンCや消化酵素のアクチジニン、オメガ3脂肪酸は加熱に弱いため、生のキウイを食べさせてあげましょう。

キウイの汁だけを舐めさせてみたり、スプーンで少量をすくったキウイを手のひらに乗せて食べさせてみたりと、ワンちゃんの様子をみながら試してみてください。

食べさせ過ぎに注意

大きめのキウイ1個(約100g)のカロリーは、56kcalです。いつもの食事に加える場合、小型犬なら1/5個程度、中型犬なら1/2個程度までに留めましょう。

酸味の強いキウイだと拒否する可能性もありますが、無理に食べさせる必要はありません。

犬にもキウイを食べさせてもよいのか?まとめ
キウイは犬に食べさせても大丈夫な果物です。ビタミンA・C・Eは加齢対策や病気予防に、アクチジニンは消化吸収のサポートに役立ちます。

しかし、ビタミンCやアクチジニンは加熱に弱いため、生のまま食べさせてあげましょう。

また、愛犬ちゃんにキウイを初めて食べさせる際は、アレルギーが出ないか、下痢しないかなど、しっかりと様子をみることも大切です。

毎日食べさせる必要はありませんので、ときどきドッグフードにキウイの汁をかけてみたり、細かくカットしたものを少量食べさせたり、ごほうびのおやつにしたりと、上手に活用してみてくださいね。

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