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犬にタマネギを食べさせてもよいのか?


玉ねぎ

犬にタマネギを食べさせてはいけない!

多くの飼い主様が、「犬にタマネギを食べさせないほうがよい」と聞いたことがあるのではないでしょうか。

結論を先にお伝えすると、犬にタマネギを食べさせると中毒を起こすことがあります。ですから、あえて犬にタマネギを食べさせるのはNGです。

犬がタマネギを食べてしまったら、どんな中毒症状を起こすのでしょうか?万が一の際はどうすればよいのでしょうか?

今回は、古くから知られるタマネギ中毒につながる成分だけでなく、新たに中毒成分と考えられている成分なども含め、犬とタマネギの関係についてお話ししていきます。

犬がタマネギを食べるとどんな中毒症状を起こす?

タマネギに含まれる成分が犬の赤血球を破壊することにより、中毒症状や溶血性貧血を起こします。

犬がタマネギ入りの料理を盗み食いしたり、飼い主様が誤って食べさせてしまったときは、次のような症状が出ないかを待つ必要はありません。

症状が出るまでには6時間以上かかることがあるからです。できるだけ早めに動物病院に連絡して診察を仰ぎましょう。

・元気がなくなる
・よだれを垂らす
・皮膚の炎症やかゆみ
・腹痛
・血尿
・下痢
・嘔吐
・フラフラする
・ハアハアと呼吸が速まる
・舌や歯茎が白っぽくなる
・溶血性貧血

犬を危険にさらすタマネギの中毒成分とは?

1931年に発表された海外の論文により、犬が中毒を起こす原因のタマネギの成分は、「アリルプロピルジスルフィド」や、実験用にタマネギオイルから抽出した「ノルマル‐プロピルジスルフィド」ではないか、と長年考えられてきました。

現在でも多くの獣医師がその研究結果によって診療をしていますので、決して間違いではないのかもしれません。

ただ、ノルマル‐プロピルジスルフィドは生のタマネギに含まれている揮発性成分なので、時間経過や加熱などにより多くが失われます。

さすがに生のタマネギを食べさせる飼い主様もいらっしゃらないと思いますし、愛犬ちゃんが喜んでガリガリかじることはめったにありませんよね。

犬が生のタマネギを食べることはまれなので、つじつまが合いません。それでも、タマネギの入った料理を食べて中毒を起こした犬が動物病院に運び込まれるのはなぜなのでしょう。

さらに詳しく犬とタマネギの中毒について調べていたところ、気になる情報を得たので共有したいと思います。

犬がタマネギで中毒を起こす成分はほかにもあった!

1994年の発表当時、北海道大学獣医学部・助教授だった大和修博士の『イヌのタマネギ中毒 明らかになった貧血惹起物質』の研究内容に、興味深いことが書かれていましたので紹介します。(2018年現在・鹿児島大学獣医学部・教授)

これまでは、タマネギ中の揮発成分・ノルマル‐プロピルジスルフィドが犬の貧血を誘発する、と考えられてきました。

大和博士は、「加熱によって揮発成分が失われたタマネギで、なぜ犬が中毒症状を起こすのか?」と疑問を抱き、揮発しない3種類の含硫化合物に注目して実験をされたそうです。

私たちが成分名まで覚える必要もありませんが、念のため記しておきます。このうちの3番目の成分を合成して試験管による実験をした結果、犬の赤血球の働きを障害することが判明しました。

1.sodium trans-1-propenylthiosulfate
2.sodium cis-1-propenylthiosulfate
3.sodium n-propylthiosulfate

私たち飼い主がこの研究結果から学ぶベきことは、たとえ加熱したタマネギであっても赤血球を傷つけるため、わざわざ犬に食べさせる必要がない、ということでしょう。

もちろん、「少量なら大丈夫だから食べさせてます」というケースもありますので、タマネギを食べさせている飼い主様を否定するわけではありません。

しかし、犬の体は変化し続けていますし、なんらかの理由でこれまでとは違う反応を示す可能性はあると思います。

また、今から新たにタマネギを愛犬に食べさせるのは、よほどの理由がない限り避けたほうがよいでしょう。食べさせる分量や体重に関係なく、中毒症状を呈することがあります。

あくまでも、犬にタマネギを食べさせることは、中毒のリスクがあることを知っておいてください。

不注意で犬にタマネギ中毒を起こさせないために!

めったにイタズラしないかもしれませんが、犬の届く場所に生のタマネギは置かないようにします。

酢豚や餃子などの肉類とタマネギを使った料理は特に危険です。タマネギの辛みは飛んでいますし、なんといっても愛犬ちゃんは美味しいお肉の香りに誘われて、モリモリ全部食べてしまうかもしれません。

これまでにテーブルの上の料理を盗み食いしたことがない子でも、油断は禁物です。飼い主様がタマネギ入りの料理を食べている最中は、席を立たないようにしましょう。

料理の残りはラップしていても犬には関係ありません。冷蔵庫にしまい、完全に犬の嗅覚と視覚から遮断してください。

また、愛犬ちゃんの食事を作る際にも注意しましょう。タマネギを切った包丁やまな板には中毒成分が残っている可能性があります。しっかり洗浄するか、直後は犬用の調理に使わないほうが安全です。

ほかにも、タマネギだけをよけてニンジンやお肉を愛犬ちゃんに取り分けるのは止めましょう。加熱しても消えない「含硫化合物」が付着している可能性があります。

意外と気づきにくいのが、人間用のベビーフードです。食欲が落ちた老犬によかれと思って野菜入りおじやを食べさせたところ、入っていたタマネギが影響して中毒を起こした事例もあります。

万が一、愛犬ちゃんがタマネギを食べてしまったら、できるだけ早く動物病院に相談して受診してください。状態によっては輸血が必要になることがあります。

愛犬の安全と健康は、飼い主様の意識と知識、知恵にかかっています。タマネギによる中毒を起こさないよう、くれぐれも気を付けてあげましょう。


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