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犬にまぐろを食べさせてもよいのか?


マグロ

犬にまぐろを食べさせても大丈夫だが量と頻度に注意!

日本人に馴染みの深いまぐろですが、少量なら犬に食べさせても大丈夫です。ただし、まぐろは毎日のように犬に食べさせないほうがよい魚でもあります。
いかにも栄養が豊富そうなまぐろですが、その大きな体ゆえに注意するべき点があるのです。

今回は、まぐろにはどんな栄養が含まれているのか、どんな点に注意して犬にまぐろを食べさせたらよいのかについて、詳しくお話ししていきます。

まぐろの栄養は部位で異なる

まぐろは、「赤身」、「脂身(中トロ・大トロ)」と、部位によって特徴的な栄養素を含んでいます。

「赤身」には抗酸化作用を持つセレンが豊富

まぐろの赤身の特徴的な栄養素はセレンです。セレンは、細胞が活性酸素で傷付くのを抑える“抗酸化作用”を持つため、ガン予防が期待されるミネラルです。

くろまぐろの赤身が一番多くセレンを含み、めばちまぐろの赤身・脂身、きはだまぐろにも多く含まれています。くろまぐろのトロには含まれていません。

脂分の多い「トロ」は犬に食べさせないほうがよい?

トロには脂分やEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれており、カロリーも高いのが特徴です。

「では、愛犬にまぐろのトロは食べさせてはいけないの?」と思うかもしれませんが、EPAやDHAという老化防止などに役立つ栄養素が摂取できるので、ワンちゃんに食べさせる分量を少なくすれば問題ありません。

EPAやDHAは、動脈硬化を抑制することで知られる“オメガ3系脂肪酸”の代表的な成分です。

EPAは血液や血管の健康を維持することから、いわゆる「血液サラサラ」成分で、DHAは脳の構成成分であることから、「子どもの頭がよくなる」と言われています。

EPAもDHAも、犬の脳や血液の働きをスムーズにするため、子犬の成長や高齢犬の健康に有益な栄養成分です。

まぐろのカロリーは低め

まぐろには、“くろまぐろ”、“めばちまぐろ”、“きはだまぐろ”など、いくつか種類がありますが、
まぐろの種類と部位ごとに、カロリー、タンパク質、脂質を表にまとめました。

※まぐろ100g中

まぐろの種類 まぐろの部位 カロリー タンパク質 脂質
くろまぐろ 赤身 125kcal 26.4g 1.4g
脂身 344kcal 20.1g 27.5g
めばちまぐろ 赤身 130kcal 25.4g 2.3g
脂身 173kcal 23.9g 7.5g
きはだまぐろ - 112kcal 24.3g 1.0g

 

まずは、カロリーが低い赤身に注目してください。まぐろの刺身1切れは約10~15gなので、きはだまぐろなら単純に7.5~11kcalとなります。

まぐろの赤身のカロリーが高いのか低いのか、ささみと比べるとわかりやすいです。ささみ100g(約2本分)のカロリーは114kcalですから、あまり違いはありません。

しかし、くろまぐろのトロは、赤身に比べると約3倍近くのカロリーがありますね。トロの刺身1切れなら約35kcalとなります。

まぐろは良質なタンパク質を含む

まぐろにはタンパク質が多く含まれています。ささみ100gのタンパク質は24.6gですから、あまり違いはありません。

肉のタンパク質と同様に、魚のタンパク質も消化吸収はよく、まぐろは犬に大切な必須アミノ酸(※)をバランスよく含んでいることから、良質なタンパク質と言えます。
(※)必須アミノ酸:タンパク質を構成する20種のアミノ酸のうち、食事から摂取する必要があるアミノ酸のこと。犬は10種類ある。

犬にまぐろのアラ・血合いを食べさせてもよい?

まぐろのアラや血合いは、文部科学省の「日本食品標準成分表」に掲載されていないので、詳細な数値はわかりませんが、経験値からカロリー・タンパク質・脂質は赤身と同程度と思われます。

血合いには血管が集中しており、栄養が豊富な部分です。貧血を予防する“鉄”や、コレステロールを低下させ肝臓を丈夫にする“タウリン”、粘膜を丈夫にするビタミンA、血流を良くするビタミンE、EPA、DHA、セレンなどを含んでいます。

血合いには、様々なビタミンやミネラルが含まれていることから、頻繁に食べさせると知らないうちに過剰症になってしまうかもしれません。

犬にまぐろのアラや血合いを食べさせる場合は鮮度のよいものを選び、少量に留めたほうが安全です。

骨が付いている場合は誤食の危険があるので、犬に食べさせないか、しっかりと手でほぐして確認してから食べさせましょう。

犬にまぐろを食べさせる際の注意点

犬への水銀の影響も考える

まぐろはサバの仲間ですが、その体は大きいものでは4メートルにもなります。まぐろやクジラなど、魚体が大きくなると体内に含まれる“水銀”の量が増えることから、犬に食べさせる分量には注意が必要です。

厚生労働省では、妊婦の場合は胎児への悪影響を考慮して、まぐろやクジラ、イルカなどを偏って大量に食べることは避けるよう注意しています。

目安量は、くろまぐろ・めばちまぐろは1週間当たり80g程度。きはだやびんながまぐろは通常で差し支えないそうです。

また、子どもや一般成人が通常食べる量であれば、水銀の健康への悪影響は心配ないとしています。

妊婦の体重を何Kgで設定しているのか不明ですが、仮に50Kgだとすれば、10Kgの体重のワンちゃんなら8g(まぐろ刺身一切れ以下)と、かなりの少量になります。

まぐろが良質なタンパク質であるにもかかわらず、ドッグフードの主なタンパク源として採用されないのは、こうした水銀の心配があるからなのです。

『アメリカンケネルクラブ』という、1884年設立の犬籍管理や健康情報などを発信する愛犬家団体では、まぐろは犬に有毒ではないものの、水銀の蓄積を考えるなら食べさせないという選択も提唱しています。

脱毛や失明、腎臓損傷といった水銀中毒を考慮して、犬にまぐろを食べさせる場合は少量としましょう。
妊娠予定がある、妊娠中の母犬、授乳中の犬にはまぐろは食べさせないほうが安全です。

ビタミンやミネラルは摂り過ぎてはいけない

ビタミンやミネラルは微量で働きますが、不足しても過剰摂取になってもよくありません。例として、まぐろに含まれるミネラルの1つ、セレンを見てみましょう。

セレンは、くろまぐろの赤身100g中に110㎍含まれていますが、犬の1日の推定所要量は2.5~5㎍(体重1kgあたり)です。5kgのワンちゃんなら、まぐろ1切れ分10g(11㎍)で1日の必要量が摂れてしまいます。

セレンが不足すると、免疫や食欲の低下、虚弱、呼吸困難などが診られますが、長期に渡り過剰に摂取し続けると、食欲低下や貧血、脱毛、爪の変形といったセレン中毒を起こすことがあるのです。

他にも、まぐろにはビタミンDが多く、赤身100gには人間の1日の推奨量の約2倍、脂身100gには2~7倍ほどの量が含まれています。

食品に含まれるビタミンDは、子犬の骨異常が懸念される人工のビタミンDと違い、犬が多めに摂取したとしても排泄することができるのですが、やはり摂り過ぎるのは心配です。

ビタミンやミネラルといった栄養が豊富だからこそ、犬にまぐろを食べさせる際は少量を心がけましょう。

犬用のまぐろジャーキーは毎日食べさせない

犬用のまぐろジャーキーが市販されていますが、これまで見てきたように水銀やビタミン・ミネラルの過剰摂取にならないよう、毎日食べさせないほうが安全です。

まぐろの刺身は体調のよいときに

日本人はまぐろを刺身で食べる習慣がありますね。今でこそ世界中に刺身が普及したものの、海外ではあまり刺身は馴染みがないものでしたので、犬にまぐろを生では食べさせていないようです。

犬は日本も海外も関係ありませんから、犬にまぐろの刺身を食べさせる場合は、健康状態のよいときに少量を試し、タンパク質によるアレルギーが出ないか確認してからのほうがよいでしょう。
個人的には、生ではなく茹でたまぐろを食べさせたほうがよい気がします。

犬にまぐろを食べさせるなら、少量かつご褒美程度に!

まぐろは良質なタンパク質と栄養素を含んでいますが、生態系の上位にいる大型の魚ゆえに水銀の含有量が高いため、食べさせるなら少量が原則です。

手作り食にまぐろを活用する際は、まぐろの種類や部位、量、頻度に気を付けてレシピを考えるとよいですね。
くろまぐろに比べて水銀含有量が少ないのは、きはだまぐろになります。

上質なドッグフードを食べているワンちゃんなら、あえて栄養補給にと、まぐろやまぐろジャーキーを食べさせる必要はありません。たまのご褒美程度にしておきましょう。