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散歩のときに愛犬に引っ張られないようにする方法

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愛犬が引っ張る原因は?

飼い主様と愛犬との大きな楽しみの1つが散歩ですね。しかし、散歩のときに愛犬がグイグイ引っ張ったり右往左往したりするようでは、散歩の楽しみも半減してしまいます。
なにより安全な散歩ができません。リードが手から離れたり、首輪が抜けたりしたら事故に遭うかもしれませんし、首輪で気管支が潰れてしまう「気管虚脱」を起こすことさえあるのです。
まずは、散歩のときになぜ愛犬が引っ張るのか、その原因と簡単な対処方法を知っておきましょう。

飼い始めから散歩のしつけをしたことがない

散歩のしつけをしなければ、他の犬の臭いや小動物に反応して自由気ままに歩いてしまいます。愛犬に引っ張られないようなしつけ(練習)が必要です。

運動量が足りていない

日頃の散歩が短かったり、散歩以外の時間は狭いケージに閉じ込めっぱなしだったりすると、運動不足気味になります。すると、体を動かせる喜びと興奮から、飼い主の声も耳に入らなくなり、グイグイ引っ張るようになるのです。
散歩の時間を長くするのもよいですが、1回程度散歩の回数を増やし、楽しみを分散させるとより効果的です。また、少々広めのサークルに切り替えると運動不足からくる引っ張りが少なくなります。

伸縮リードで散歩している

散歩のときぐらい自由に走ってほしい、という気持ちで伸縮リードを使用する方も多いのですが、引っ張り癖がある場合は逆効果です。「散歩=自由に動いてよい時間だ」と愛犬が判断してしまいます。通常の長さのリードで引っ張り癖を治しましょう。

狩猟本能や自己判断、自己主張が強い犬種や性格

もともと狩猟に使われていた犬種は、自己判断や自己主張が強く残っていることがあるので、散歩の際にも勝手に判断して引っ張りがちです。
ペットとしてポピュラーになっている犬種では、ビーグルやダックスフンド、チワワ、テリア系、日本犬などが挙げられます。
また、活発で好奇心旺盛な性格の犬も引っ張ることが多いので、今一度、犬種の特徴や性格を把握しておきましょう。

愛犬に引っ張られないようにする3つのステップ

散歩のときに愛犬に引っ張られないようにする方法は様々ありますが、愛犬を怖がらせるようなしつけ方法やケガさせる可能性がある方法は避けたいと思います。
チョークチェーンで思い切り引っ張り倒す方法や、愛犬をひと蹴りしてひっくり返すといった方法ではなく、散歩のしつけを通して飼い主様と愛犬の絆がより深くなるような方法を紹介します。

ステップ1:散歩グッズを見直す

まず、散歩グッズを見直します。これまでの習慣を断ち切るために、首輪やリードは犬が慣れていないものに変更します。
・首輪
今まで経験したことのないようなやや幅広の首輪や、見つからなければリボンが付いた首輪など、愛犬が少々違和感を感じるような首輪に替えます。引っ張り防止のハーネスでもよいでしょう。
イヤイヤをして首輪がすっぽ抜けないよう、指1本が入る程度に調整しておきましょう。

・リード
最近のリードは一昔前よりも長い商品が目立ちますが、飼い主様の動きがしっかり伝わるよう、できれば1m程度の長さで伸縮性のない平リードがよいでしょう。
あまりにも愛犬の力が強くて飼い主様の手に痛みが出る場合は、伸縮性が若干ありますが丸リードでも構いません。

ステップ2:主導権は飼い主様にあることを教える

散歩も含め、生活の主導権は飼い主様が持っていることが大切です。引っ張り癖のある愛犬は、玄関の扉が開いたら飼い主よりも先に出てしまいます。
散歩前には興奮させず、愛犬の頭が下がらないようにリードを短く真上に持ち、玄関の内側でお座りさせて待たせます。

愛犬が落ち着いたら扉を開けますが、先に出ようとしたら軽くリードを引いてお座りさせてください。もしお座りができなくても問題ありませんので、「マテ」などのコマンドで飛び出してはいけないことを教えます。
飼い主が玄関から先に出て、あとから愛犬がついてくるようなイメージでゆっくりと外に出ます。
愛犬は、自分勝手に飛び出そうとすると散歩に行かれないことを学習します。飼い主様の顔を見上げるようになれば成功です。

ステップ3:飼い主様と一緒に歩くことを覚えさせる

いつも通り玄関から出たら走ろうとするかもしれませんが、ゆっくりとした歩調で飼い主様に寄り添って歩くことを覚えさせます。
練習時間中は壁や道路のニオイを嗅がせないようにし、「アトヘ」などのコマンドをかけて5歩10歩と愛犬と一緒に歩んでみてください。
飼い主様の顔を見上げて吠えたり、跳ね返ったりして暴れるかもしれませんが、大きな声で怒る必要はありません。飼い主様がどう出るか、見極めているのです。

リードを緩めた状態で一緒についてくるようなら、歩きながら「イイ子」などと穏やかに褒めます。愛犬が勝手な方向に行きだしたらリードが張りますので、まずはいったん止まり、愛犬の視線を遮るようにして顔の前を通り、進みたい方向とは違う方向に歩いてください。
愛犬が飼い主様よりも前に進んだ場合は飼い主様が後ずさりし、愛犬が振り向いたところで再び体のそばに誘導してよく褒めます。

信頼関係とリーダーシップで楽しく安全に散歩する!

「落ち着かせる→歩く→愛犬が引っ張る→方向転換→歩く」を基本に、褒めながら何度も何度も繰り返し練習することで、散歩のときに愛犬に引っ張られないようになります。
まずは、室内でリードを付けて歩行練習をしてみましょう。外での練習場所は、できれば愛犬の気が散らないような静かな場所が効果的です。
愛犬と日頃から遊んだりスキンシップしたりして信頼関係を築き、リーダーについて歩くことが心地よくて安全なのだ、という気持ちを育ててあげてください。
愛犬も飼い主様もリラックスして散歩を楽しめるようになるまで、根気よく続けましょう!

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